大会優勝者の巧みな焙煎技術が光るカップ
『トーハ・ド・ジャポン ロード・トゥ・ブラジル 2024/2025(株式会社セラード珈琲主催)』は、世界最大の生産国であり、多様性あふれるキャラクターを有するブラジル産コーヒーのポテンシャルを最大限に引き出し、より多くの方にその素晴らしさを認知いただく為の大会です。
大会では50名の焙煎士が参加し、それぞれの焙煎技術と情熱を競い合い、みごとヒロコーヒー阪急オアシス石屋川店のロースター石川寧々が優勝いたしました。来年夏にブラジルにて開催される国際大会に出場予定です。
焙煎士はコーヒー豆の産地や種類、特徴、焙煎する気温や湿度など、さまざまな条件を考慮しながら、最適な焙煎方法を選択してコーヒー豆を仕上げます。
今回、大会で使用したブラジル産セラード地区の豆をロースター石川が焙煎し、数量限定で販売いたします。ブラジルのフルーティな味わいにこだわり焙煎したカップです。
★石川コメント★
私が焙煎をする上で一番大切にしているのは「甘さ」です。
一般的なブラジルによく見られるナッティーなフレーバーではなく、フレッシュ感のあるフルーツの甘さを引き出す為に中浅煎り焙煎を行った決勝大会での味作りを同じブラジル・セラード豆で再現したカップです。
風味特性
フレーバー:ロースティドアーモンド、ブラウンシュガー
アシディティ:レモン、オレンジ、ドライフィグ
アフター:スイートネス
ボディー:ライト
焙煎度:中浅煎り
自然環境保護について常に注意を払い生産を行ってきたファゼンダ・ドナネネン農園の豆を使用。
焙煎によってコーヒーの味は大きく変わります。
豆の「甘さ」にこだわったロースターの焙煎です。
■トーハ・ド・ジャポン大会
【コーヒー豆生産者について】
農園主のエドアルド氏一族のコーヒー生産は100年以上の歴史があります。現農園主のエドアルド氏は2代目の父より大農場を相続し、母のニックネームにちなんで”ドナネネン農園”と命名しました。ドナネネン農園は当初から自然環境保護に常に注意を払って農園を運営してきました。
【農園について】
ドナネネン農場は800haの内、コーヒー栽培が230haと一部を牧畜に使用しています。
現農園主のエドアルド氏は農園を引き継いだ当初から農場内の自然環境の再生、植生にあった植樹、河川の保護など、自然環境保護について常に注意を払い生産を行ってきました。
広大な農園には育苗ハウスから水洗式設備、発酵用タンク、乾燥機まであらゆる設備が整っています。
収穫から製品になるまでの過程において常に清潔をモットーとして作業が行われています。従事する農場の従業員達に対しても同様に国の労働法を厳守し、労働者に与えられた権利と義務を明示し労働者達が安心して仕事ができる体制が作られています。
【品種について】
Brazil温暖化対策の新品種 (CERRAD VARIEDADE NOVA)はEugenoides品種×Obata品種(ビジャサルチ+ハイブリットチモール+カツアイ)。
生産国:ブラジル
地域:ミナスジェライス州セラード
農園または母体名:ドナネネン農園
生産者:エドアルド・ピニェイロ・カンポス
標高:1000m〜1150m
平均気温:18℃〜23℃
品種:セラード・ヴェリエダード・ノヴァ
精製方法:ハルプドナチュラル
包装形態:オキシフリー
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