2024 CPCウォッシュ部門1位
ブラジルのスペシャルティコーヒー産地セラードで毎年その年のNo.1カップを選出するCPCコンテストの優勝カップを入手いたしました。
軽やかなナッツ感と優しいロングアフター。
■風味特性
フレーバー:ブラウンシュガー、ミルクチョコレート
アシディティ:グレープフルーツ、ラズベリー
アフター:クリーン、ロング、スイートネス
ボディー:ミディアムライト
■焙煎度:中浅煎り
<CPCとは>
2000年に「革新的な新しいコーヒー」を生みだす為に設定されたブラジル セラードのコンテスト、Cup of Progressive Cerrado(CPC)。
精製処理の異なるウォッシュ(水洗)&ナチュラル(乾燥)の部門で分かれたコンテストは近年、各農家の努力により品質の飛躍的な向上を見せ、コンテストのテーマ通り「革新的な」新しいカップが続々と生まれています。
<ウォッシュ製法とは>
コーヒーチェリーの種子を剝きとってから、発酵槽につけて粘着質を取り除きます。その後水で洗い流し乾燥させる製法。
瑞々しい酸味やクリーンな味わい特徴です。
是非飲み比べてお楽しみください(なくなり次第終了)
CPCナチュラル優勝カップはこちら
3人の子供を育てながらコーヒーの品質向上と持続可能な生産の実現に本格的に取り組んでいます。
ブラジルコンテストCPC2024 ウォッシュ部門優勝カップ。
持続可能な農法への挑戦はコーヒーの品質向上にも役立っています。
■ブラジルCPCチャンピオンカップセミナー2025
生産者のセミナーが開催決定しました。
直接話を聞くことができる貴重な機会をぜひご利用ください。
実施日時:2025年5月9日(金)PM4時〜(約1時間30分)
会場:ヒロコーヒー伊丹いながわ店
参加費:無料(ご飲食代金別途)
申し込み:不要。時間にご来店ください。(先着順)
【生産者について】
エレサンドラ・ベローニ氏は、1977年にミナスジェライス州の田舎町ギマラニアで生まれ、幼い頃から農業に親しんで育ちました。家族は祖父の代から農園を営み、農業や畜産のさまざまな仕事に携わってきました。1984年、エレサンドラ氏の家族は新たな農場へ移り、そこで本格的にコーヒー生産を始めます。2003年にはフェルナンド・ベローニ氏と結婚し、共に新しい技術を取り入れた持続可能な農業の実現に力を注いでいます。
【農園について】
彼らが特に力を入れているのが環境再生型農業という土壌の健全性を高め、自然環境と共生していたかつての森林のような生態系を農業に取り戻すことを目指す取り組みです。敷地内に残る原生林の土壌から天然の微生物を採取し、研究所で選別・培養された微生物や菌類とともに活用しています。これらを農作物の土壌に施すことで、土壌環境をより森に近い状態へと回復させています。
また、有機肥料も農園内で自ら製造・使用しており、化学肥料や農薬の使用を抑えながら、土壌の改善、生産コストおよびCO₂排出量の削減、生態系バランスの維持に取り組んでいます。こうした微生物を活用した減農薬栽培や再生型農業への取り組みは、環境負荷の低減にとどまらず、コーヒーの品質向上にも大きく貢献しています。
【包装について】
包装形態Oxi-free(オキシフリー)はPA(ポリアミド) とEVOH (エチレン・ビニルアルコール共重合体)をベースにした9層からなる包装形態です。配合素材が、湿気と酸素への高いバリア性を実現しています。
地域:ミナスジェライス州コロマンデル
農園名:ホリゾンティーナ農園
生産者:エレサンドラ・マシャド・ベローニ
標高:1050m〜1100m
品種:パライソ、カツアイ、他
精製処理:ウォッシュ
梱包:オキシフリー